2016年12月25日日曜日

帰ってきたヒトラーの感想

2015年公開の帰ってきたヒトラーを見てみました

正直なところコメディだと思って見たんですが、結構重い内容でビックリです
一人で見る分にはいいんでしょうが、誰かと見る場合には注意しましょう


帰ってきたヒトラーのあらすじ


第二次大戦の結果、死亡したはずのヒトラーが現代のドイツに蘇ります
ドイツの変わりように最初は戸惑うヒトラーでしたが、その天才的な才能で再びドイツに君臨するのでした


帰ってきたヒトラーの感想


予告編だとヒトラーがお笑い芸人のように描かれていてドタバタコメディ系の映画かなと思っていました
が、実際は現代のドイツが抱えている様々な問題が扱われており、 ヒトラーがドイツ各地を巡る中でドイツ国民の生の声が聞こえてきました

様々な問題を抱えているドイツに蘇った天才煽動者ヒトラーがテレビ番組を通して再びドイツに君臨する
親衛隊を再組織し、ヒトラー芸人を演じつつ、ドイツ国民を掌握…

ドイツがヒトラーがどうなるのか分からないまま映画は終わります

実際、ドイツでは深刻な移民・難民問題があり、これはドイツだけの問題ではありません
日本や欧米諸国でも同様の問題を抱えています
こういった問題を根本的に解決せず、本来、国民を守るべき国が政府が国民をないがしろにし続ければヒトラーのような人物によってナチス・ドイツのような国々が世界中に誕生するかもしれない…

こんな警告を帰ってきたヒトラーは伝えようとしたのではないでしょうか


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